Top Yellow Sword
エンドラーズのブリーダーとして有名なAdrian Hernandez氏が固定した系統です。 Adrianさんの友人でもあるエンドラ爺さんから我が家にやってきました。
この系統は次のような特徴があります。
- 尾びれ上方のエッジが黄色(その外側は黒)で縁取られる(Top Yellow Sword)。フィンスプレッディングした時、めっちゃかっこいい!
- ボディの上方に黒のラインが走る(Top Black Bar)。
- ボディ中央に黒の monocle(片めがね)がある。メガネのレンズに当たる黒のドットを囲むように青白く発色する。
- ボディには黒以外にオレンジ、ブルー、グリーンが発色する。オレンジはドット状に発色するものやストライプ状に発色するものがいる。
- 背びれには色がのらないようである。
- 体型は "Long - Slim" である。
- Black Peacock や Snake Skin 2004 と比較すると、デリケートな印象を受ける。
初めて見たときは「これもエンドラーズ?」とびっくりしました。 黄色いTop Sword、ボディの色彩はエンドラーズ独特のギトギト感があまりなくてライトな色調、 ボディがスリムでちょっと猫背気味など、今まで見てきたエンドラーズとは趣がだいぶ異なっていたからです。 しかし、これはグッピー等の他のライブベアラと交雑したものではありません。 おそらく、採集した個体の中に最初からこの表現が含まれていたのではなく、 Adrianさんの飼育環境で出現し、それを固定していったのではないかと推測しています。 だって、自然界で生きていくにはちょっと弱々しく感じるので。
このエンドラーズはお気に入りの1つなので早く爆殖させたいと思っているのですが、
思うように殖えてくれません。
時々お腹がかなり凹んだメスを観察できるので10匹位産仔していると思うのですが、
水草をどかしても1、2匹しか稚魚がいないのですよね。やはり食仔されてるのでしょうか?
40cm水槽から60cm水槽で飼育するようにしてから順調に殖えるようになりました。
背びれもトップイエローな個体
尾びれだけではなく、背びれまでトップイエローな個体が出現しました。 おもしろい表現だとは思いますが、 この系統は背びれに色がのらない方が「原種」っぽくて好きですね。 処女メスをあてれば簡単に固定できちゃうのかしら?