エンドラーズの飼育環境
エンドラーズは丈夫な魚です。 急激な変化でなければ比較的柔軟に環境に対応してくれるので、飼育しやすい部類の熱帯魚と言えます。 グッピーやネオンテトラのようなポピュラーな熱帯魚と同様の飼育方法で大丈夫です。 また、グッピー程たくさんの仔を一度に産みませんが、簡単に繁殖を楽しむことができます。 1ペアからでも半年もしないうちに60cm水槽で群泳させることが可能です。
エンドラーズの飼育方法は人それぞれです。
- 1つの系統を維持するのに10本以上の水槽を使ってる方
- 120cm水槽でたくさんのエンドラーズを優雅に泳がせている方
- 複数の系統を複数の小型水槽を使って維持されている方
- 水槽1本で飼育されている方
- バケツで飼育されている方
- ・・・・・・
ここでは我が家のエンドラーズ飼育水槽を紹介します。 味気ない水槽ですが、初めてエンドラーズを飼育される方の参考になれば幸いです。
60cm水槽
メンテナンスのしやすさを重視し、 見た目は全く味気ない水槽で恥ずかしいのですが、 間違いなく私のメイン水槽です(苦笑)。 設置スペースの確保や与えたブラインが舞いやすいといった点はありますが、 60cm水槽はいいですね。 縦置きした小型水槽と比べて観察しやすいですし、沢山のエンドラーズを飼育できますから。 自分は5ペア位のエンドラーズを60cm水槽で泳がせて、観察するのが好きです :)
産まれた稚魚は別の水槽に移したりせずに基本的に放置したままです。 しかし、不定期でも選別はして、個体の美しさをそれなりに維持していきたいと思っています。
沢山の系統を飼育したい場合は設置スペースの都合から 小型水槽での飼育が基本になってしまうと思います。 しかし、私の場合ほぼ固定されている系統を2種類維持するので精一杯なので、 60cm水槽をベースに必要に応じて小型水槽やプラケースを使用して、 1系統を維持していくのがいいのかなと最近は思っています。
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40cm水槽
典型的なグッピーブリーディング水槽といった感じで 何か主張がある訳でもなく、 見ていてあくびが出る水槽ですね。 主役はエンドラーズなのでそれでよいのですが(言い訳)。 ほぼ固定されている系統を1本の水槽で手軽に維持したい場合に このサイズを使うことが多いです。
90cmメタルラックに設置する場合、45cm水槽(37L)なら縦置きでジャスト3本、 36cm水槽(18L)ならジャスト4本を置くことができるので、 このサイズは中途半端ではあります。 しかし、安価で(ドンキホーテでセット水槽が1,300円程)入手しやすいですし、 当然のことながら 30cm や 36cm水槽よりも水もちがよく トラブルが少ないので意外と気に入ってます。
このサイズは底床(大磯砂)を敷いていると、月に1、2回は丸洗いしたくなりますね。 狭い家の中で水槽を持ち運ぶのはたいへんなので、 最近はベアタンクにしてしまおうかと考えています。
水槽: |
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36cm水槽
90cmメタルラックの一段に縦置きでジャスト4本設置できるのがこのサイズの魅力ですね。 それと 30cm水槽(12L)と比べて扱いに大差はないように思っていましたが、 36cm水槽の方が圧倒的にトラブルが少ないです。 ただ、この水槽1本で1系統を維持していくにはサイズが小さく難しく感じています。 最近は1〜2ペアのペアリングにこのサイズを使うケースが多いです。
大磯砂を敷いていると2週間に1度の割合で丸洗いしたくなり面倒くさいので、 ベアタンクにしています。
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30cm水槽
糞や残餌を吸出しやすいようにベアタンクにしています。 エンドラーズを時々病気にしてしまい、 私の飼育技術では 30cm水槽だけで維持していくのは難しいと感じています。 稚魚の育成、処女メスのキープ、変り種のペアリング といったシーンで使っています。
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プラケース
ヒーターのいらない夏場は積極的にプラケースを使っています。 プラケ飼育は手軽さがいいですね。 水換え時は、水道水だけではなく 他の水槽の飼育水を利用するようにしています。 また、マツモやアマゾンチドメグサなどの水草を浮かせたり、 残餌処理のためにレッドラムズホーンを入れる場合があります。 こうするとフィルターがなくても結構水持ちがいいんですよね。
水槽: |
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