我が家のエンドラーズ

Black Peacock

Endler's Livebearer - Black Peacock

こちらは正真正銘のエンドラーズ・ライブベアラです。 Armand Pou氏が 1997年末から98年始めにかけてVenezuelaのCumana地区にある Laguna de Patos で採集し、 持ち帰った個体群の子孫です。 ちなみに、Laguna de Patosで採集されたエンドラーズはELDP(Endlers Laguna De Patosの頭文字)と 略されているケースを見かけます。

Endler's Livebearer - Black Peacock

Armand Pou's Collection で紹介されているようにPou氏が採集した個体にはいくつかの色彩表現があります。 その中でオレンジ色の強いタイプが広く普及しているようですが、 写真の個体はピーコックと呼ばれているタイプです。 ピーコック(peacock)とは孔雀のことで、 尾びれの付け根に孔雀の羽の目玉模様に似たものが入っていることからこう呼ばれています。 また、ピーコックの中でも下半身部分に黒が比較的多くのっているタイプをブラックピーコックと呼んでいます。 海外のサイトではこのタイプを1/2(ハーフ)タキシードと呼んでいるのを見かけます。

Endler's Livebearer - Black Peacock

この系統は、こちらのエンドラーズと比較して、 生まれてくる仔の表現に比較的ばらつきがあります。 ばらつきがあると選別しなけりゃならないから面倒だとおっしゃる方が大半かもしれませんが、 逆に自分好みの表現に固定していくといった過程を楽しんでいる方も多くいらっしゃるようです。

私の場合、色彩に関して次のようなチェック項目を設けて選別しています。

  1. 下半身の黒の発色がくっきりとしていて、発色範囲が広い(1/2 Tuxedo)。
  2. ピーコック模様が尾びれの付け根の中央付近に位置する(Center Peacock)。
  3. ボディに緑(青)やオレンジがのって、寂しくないこと(一番上の写真の個体は胸部の色彩がちょっと寂しい)。
  4. ピーコック模様がくっきりと白く縁取られている(一番上の写真参照)。
  5. 背びれが真っ黒。

とは言うものの、これらの条件はあくまでも理想であり、 これらすべてを満たす個体に巡りあえたことは一度もありません。

Endler's Livebearer - Black Peacock

実際は、この系統からは次のような表現をした個体が多く出現します。

選別は厳密ではなく、パッと見て良いと感じた個体で特に問題がなければ種親候補にするといったように アバウトに行っています。

Endler's Livbearer - Black Peacock

1997 - 98 の Peacock と Black Peacock のメスは共通

2006/02/24 追記。

Taikoさんから次のメールを頂きました。

Taikoさんから頂いたメールから 〜

97−98のピーコックとブラック・ピーコックのメスは共通です。 これはAdrianが日本に送る際、同じ袋にピーコックのオスとブラック・ピーコックのオス、 そしてメスを混ぜて送ってきたからです。

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