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※何事にも例外はつきものです :) |
1975年にJohn Endler教授によってVenezuelaのCumana郊外にある Laguna de Patos で発見されたのが名前の由来です(実際には1937年に
Franklyn F. Bondが最初に発見している)。
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エンドラーズの表現は様々 |
エンドラーズは小型の原種卵胎生魚でワイルドグッピーに似ています。オスには様々な色彩やカラーパターンがあります。メスはメダカに似て地味な色彩です。尾びれはラウンドテールかボトムソードな個体が多く、改良グッピーのようにひらひらと長くありません。
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メス(下)への求愛のチャンスをうかがうオス |
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フィンスプレッディングをするオス |
エンドラーズはグッピーやプラティと同じように卵ではなく仔を産みます。1回の産仔数はグッピー程多くなく、我が家では10匹前後の場合が多いです。
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生まれたばかりの稚魚 |
エンドラーズは今まで正式に分類されていませんでした。しかし、最近になって(2005年)
Poecilia 属 Acanthophacelus 亜属に置かれ、 Poecilia wingei という正式名で分類されました(ただ、アクアリウム・ストレインとしてのエンドラーズ・ライブベアラがそのままイコール
Poecilia wingei と単純にみなしてよいかというと違うようです)。同じ Poecilia属であるグッピー(Poecilia
reticulata) によく似ているのですが、ゴノポジムの形状・色彩形式等といった点で違いがあり異なる種です。ただグッピーとは簡単に交雑します。そのような交雑種(いわゆる、エンドラーズグッピー)が広く流通していますので、エンドラーズ(グッピーとは別種のベネズエラに生息する原種卵胎生魚)を入手したい方は注意が必要です。
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エンドラーズグッピー。
これはエンドラーズではない。
この区別をせずに(知らずに?)販売しているショップに注意!!! |
エンドラーズは飼育・繁殖ともに容易であり、水草水槽ともマッチするため、これからもっとポピュラーな熱帯魚になると思います。あなたの水槽のタンクメイトとして是非この魚を迎え入れてみてください。
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エメラルドグリーンが美しい個体 |
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下半身に黒が広く発色するタイプ
(Black Peacock) |
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胸部にスネーク模様が現れるタイプ |
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